赤城山トレッキングマップ

手軽に楽しむハイキングから、本格的な登山まで、多彩な登山コースをご紹介します。

● 冬季は道が凍結しますので冬用タイヤ、滑り止めの対応をお願いします。登山の際には雪対応(アイゼンなど)、厳寒対応の装備をお願いします.
道路の冬季閉鎖情報(大胡赤城線の県道16号線は2022/12/20(火)10時~2023/4/3(月)10時まで、北面道路の県道251号線は2022/1/4(水)14時~2022/3/17(金)10時まで)もご確認ください。(※ 解除予定日時については、積雪等の状況により変更することがあります。)

赤城山は標高1,828mの黒檜山を主峰に、その他の外輪山に囲まれた火口原に大沼・小沼が水をたたへ、四季を通じて自然に親しむことができる場所です。 赤城山頂の火口湖(大沼)湖畔では、四季を通じてさまざまな姿で楽しめる高原レジャースポットです。 
大沼の隣には、「小尾瀬」とも呼ばれる周囲約500mの貴重な湿原(覚満淵)があります。遊歩道を歩いていくと、あちこちで珍しい高山植物が見られ、覚満淵の水は、覚満川を流れ大沼に注いでいます。赤城山には都会では味わえない大きな開放感があります。 雄大なシルエットを見せ、季節ごとに違った表情を見せる赤城山。美しい風と緑と花に包まれた風景は、懐かしさとともに圧倒的な存在感で、訪れる人の心に刻み込まれていきます。
※標高1400m以上の登山になりますので、気温は下界よりマイナス10度を想定してください。霧が多いため雨具、岩場も多いため登山靴の着用など万全の装備でお楽しみください。

1 黒檜山・駒ケ岳コース

黒檜山からの360度眺望が登山の疲れを癒してくれます【急坂、岩場がありかなり体力を要します】
所要時間:255分
A 黒檜山入口 > 猫岩 30分 少々勾配がきつい岩場あり
B 猫岩 > 駒ケ岳分岐 90分 絶景ポイントあり。岩場が続く
C 駒ケ岳分岐 > 黒檜山山頂 5分 両脇につつじが多い
D 黒檜山山頂 > 大ダルミ 40分 下り階段多い
E 大ダルミ > 駒ケ岳山頂 15分 アップダウンあり
駒ケ岳山頂 > 平場 15分 崖や危険箇所あり注意
G 平場 > 駒ケ岳入口 40分 下り階段が続く
H 駒ケ岳入口 > 黒檜山入口 20分 赤城神社でひと休み
このルートのオススメポイント
●山頂付近の展望ポイント
●猫岩付近のからの景色
●黒檜山山頂付近の鳥居
危険個所
◆猫岩付近の絶壁
◆岩場の登山道
赤城山撮影スポット
登山の前の参考に

登山の前の参考に

一期一会のベストショットが撮れるかも

登山途中の休憩に、振り返って見る景色が思わぬ絶景の時がありますね。本格的なカメラでなくても手軽なスマホでも十分綺麗な景色が撮れますから、今日のベストショットをお土産にいかが?

2 地蔵岳・見晴山コース

地蔵岳山頂からの絶景をたのしめます【登山口の最初は笹多し。A+Bの東側コースを通り八丁峠からも登れます】
所要時間:165分(G区間を除く)
A 地蔵岳登山道入口 「赤城公園(大洞駐車場)>平場 20分  道幅が狭く、超急勾配が続く
B 平場 >地蔵岳山頂 30分  道幅が狭く、急勾配あり
C 地蔵岳山頂 >見晴山・新坂平分岐 10分  道幅が狭い場所あり
D 見晴山・新坂平分岐 >新坂平駐車場 25分  道幅が狭い場所あり
E 新坂平駐車場 (白樺牧場遊歩道) >展望台下 (見晴山登山道入口) 20分  白樺牧場周遊 (つつじの群生地)
F 展望台下 (見晴山登山道入口) >白樺牧場遊歩道分岐 15分  つつじの群生地
H 白樺牧場遊歩道分岐 >第2スキー場(沼尻) 30分  平坦な道が続く (絶景ポイントあり)
I 第2スキー場(沼尻) >地蔵岳登山道入口「赤城公園(大洞駐車場」 30分  平坦な道が続く (パワースポットあり)
このルートのオススメポイント
●地蔵岳山頂(絶景ポイント)
●白樺牧場、見晴山付近はつつじの群生地。
●大沼湖畔周辺、旧赤城神社などのパワースポットあり。

3 覚満淵・八丁峠コース

覚満淵は、山野草が咲きミニ尾瀬気分で散策できます【小沼を一周してみるなどアレンジできます】
所要時間:160分
A 鳥居峠>小沼・長七郎分岐 20分:階段あり
B 小沼・長七郎分岐>小沼駐車場 10分:絶景ポイントあり
C 小沼駐車場>八丁峠 10分:一般道を進む
D 八丁峠>第1スキー場 25分:岩場あり
E 第1スキー場>覚満淵入口 20分:覚満淵周遊コース(お手軽ハイキングコース)
F 覚満淵入口>鳥居峠 20分:整備された遊歩道
このルートのオススメポイント
●覚満川遊歩道(お手軽ハイキングコース)
●覚満淵周遊コース(お手軽ハイキングコース)

4 荒山高原・鍋割山コース

レンゲツツジの荒山高原・関東平野を見渡せる鍋割山など見ごたえ充分です【ひめゆり駐車場から鍋割山の往復(A+F)が一般的なコースです】【C→D→Eは健脚向き】
所要時間:190分
A ひめゆり駐車場>荒山高原 40分 程よいアップダウン (岩場あり)
B 荒山高原>棚上十字路(分岐) 10分 平坦な道が続く (つつじの群生地)
C 棚上十字路(分岐)>赤城温泉郷・荒山分岐 20分 20分    〃
D 赤城温泉郷・荒山分岐>荒山・荒山高原分岐(東屋あり) 40分 急勾配が続く (案内表示看板少ない。迷い道注意)
E 荒山・荒山高原分岐 (東屋あり)>棚上十字路(分岐) 30分 比較的平坦な道が続く
F 荒山高原>鍋割山山頂 60分 絶景ポイント多数あり
G 鍋割山山頂>獅子ケ鼻 40分 階段あり (階段先、岩場が続く。足元注意)
H 獅子ケ鼻>鍋割山登山入口 20分 道幅が狭い
このルートのオススメポイント
●荒山高原付近(つつじの群生地)
●芝の広場(Bの先 つつじの群生地)
●鍋割山山頂付近(絶景ポイント)
危険箇所
◆D区間-赤城温泉郷、荒山分岐先(迷い道注意)
◆鍋割山山頂より獅子ケ鼻途中は岩場が多い。 (G→H 足元注意)

5 鍬柄山・鈴ケ岳コース

静かな山行が楽しめ、道中は素晴らしい眺望が待っています【高低差のある尾根の道で体力を要します】
所要時間:110分(片道)(G区間を除く)
A 鈴ケ岳登山道入口>尾根始点 10分 少々勾配がきつい
B 尾根始点>姥子峠 (六道辻分岐) 10分 尾根始まり (平坦な道が続く)
C 姥子峠 (六道辻分岐)>鍬柄峠 15分 展望台より絶景ポイントあり
D 鍬柄峠>鍬柄山山頂 20分 少々勾配がきつい
E 鍬柄山頂>大ダオ 20分 道幅が狭く、岩場などあり
F 大ダオ>重箱岩看板 25分 岩場あり
重箱岩看板>重箱岩 10分 急勾配(足元注意)
重箱岩看板>鈴ケ岳山頂 10分 大岩場あり、絶景ポイントあり
このルートのオススメポイント
●全ルート比較的なだらか。
●姥子峠先(展望台)絶景ポイントあり。
●鍬柄山、鈴ヶ岳山頂など絶景ポイントあり。
危険箇所
◆山頂手前は、岩場の急勾配あり。(足元注意)

6 五輪峠・陣笠山・出張山・薬師岳コース

多種コースが選択でき、お手軽なハイキングに最適
所要時間:130分(I・K区間を除く)
A 五輪峠>足柄山山頂 5分 少々勾配がきつい
B 足柄山山頂>厚生団地・県営キャンプ場分岐 5分 尾根始まり (平坦な道が続く)
C 厚生団地・県営キャンプ場分岐>県営キャンプ場 20分
D 県営キャンプ場>関東ふれあいの道分岐 10分 大沼周遊 (「沼尻方向」へ進む)
E 関東ふれあいの道分岐>鈴ケ岳案内看板 5分 平坦な道が続く
F 鈴ケ岳案内看板>出張山・深山バス停分岐 5分     〃
G 出張山・深山バス停分岐>出張山山頂 15分 少々勾配がきつい (「五輪ハイキングコース」へ進む)
H 出張山山頂>(旧)さいたま自然の家分岐 10分 平坦な道が続く (休憩・絶景ポイントあり)
(I) (旧)さいたま自然の家分岐>さいたま自然の家 10分     〃
J (旧)さいたま自然の家分岐>熊谷市山の家分岐 (野坂峠) 10分 平坦な道が続く (休憩・絶景ポイントあり)
(K) 熊谷市山の家分岐 (野坂峠)>熊谷市山の家 20分 平坦な道が続く
L 熊谷市山の家分岐 (野坂峠)>薬師岳山頂 10分 少々急勾配(岩場)あり
M 薬師岳山頂>陣笠山山頂 20分     〃
N 陣笠山山頂>厚生団地・県営キャンプ場分岐 5分 道幅が狭く、岩場などあり
BA 厚生団地・県営キャンプ場分岐>五輪峠
このルートのオススメポイント
●全ルート比較的なだらか。
●出張山・陣笠山山頂など絶景ポイント多数あり。
●陣笠山山頂付近はつつじの群生地。
●(I)、(K)は途中から下る道の参考です

7 小沼・赤城森林公園コース

一周約40分の小沼湖畔には血の池や三途の川など立寄りポイントが多数【帰りの方法を忘れずに。】
所要時間:130分(I・K区間を除く)
A 小沼駐車場>血の池 20分 足元注意箇所あり (血の池)
B 血の池>関東ふれあいの道看板 (「血の池」入口) 20分 平坦な道が続く
C 関東ふれあいの道看板 (「血の池」入口)>関東ふれあいの道看板 (小沼・軽井沢峠分岐) 15分 パワースポットあり (三途の川など)
D 関東ふれあいの道看板 (小沼・軽井沢峠分岐)>荒山・荒山高原分岐 (東屋あり) 25分 比較的平坦な道が続く
E 荒山・荒山高原分岐 (東屋あり)>荒山山頂 20分 少々急勾配がきつい (ひさし岩:絶景ポイント)
F 荒山山頂>荒山高原 40分 絶景ポイントあり
G 荒山高原>棚上十字路(分岐) 10分 平坦な道が続く
H 棚上十字路(分岐)>赤城森林公園 40分 平坦な下り道が続く
このルートのオススメポイント
●血の池
●荒山山頂付近「ひさし岩」(絶景ポイント)
●荒山高原付近(つつじの群生地)
危険箇所
◆荒山山頂から荒山高原途中、急勾配岩場あり。
◆荒山山頂から軽井沢峠方面は「進入禁止ルート」危険。
◆荒山分岐看板の間、土砂崩れ場所等注意。

※赤城森林公園>荒山高原>鍋割山(地図には表示してません)のアレンジもあります

8 長七郎・銚子の伽藍コース

手軽に登れる長七郎山、絶景(パワースポット)の銚子の伽藍など【帰りの方法を忘れずに】
  • 必ずルートマップを持参し、ルート以外の道には入らないようにしてください。
  • 銚子の伽藍周辺は台風などで地形が変わる場合があります。足元に十分注意して下さい。
  • 周辺は携帯電話の圏外になります。バッテリーを消費します。
  • マップをダウンロードしたモバイル端末などの携行をお勧めします。
所要時間:200分
A 牛石峠>銚子の伽藍 25分 道幅が狭く急峻な下り、足元注意 伽藍展望台は要注意
B 銚子の伽藍>つつじが峰通り分岐 20分 上流側で沢渡り。急勾配が続くので注意
C つつじが峰通り分岐>茶ノ木畑峠分岐 10分 尾根を進む
D 茶ノ木畑峠分岐>オトギの森・小沼分岐 10分   〃
E オトギの森・小沼分岐>オトギの森平場 (赤城山頂温泉掘削看板) 15分 平坦な道が続く
F オトギの森平場 (赤城山頂温泉掘削看板)>小沼水門・長七郎分岐 30分 少々急勾配が続く
G 小沼水門・長七郎分岐>長七郎山山頂 20分 少々急勾配が続く (迷い道注意箇所あり)
H 長七郎山山頂>小地蔵登口 10分 道幅が狭く、足元注意 (絶景ポイントあり)
I 小地蔵登口>小地蔵山頂 10分 平坦な道が続く
J 小地蔵山頂>小沼駐車場 20分    〃
K 小沼駐車場>小沼駐車場 40分 小沼一周 (つつじ群生地)
このルートのオススメポイント
●銚子の伽藍は神秘的なパワースポット
●オトギの森(パワースポット)
●長七郎山山頂付近(つつじの群生地)
●小沼周辺(つつじの群生地)
危険箇所
◆銚子の伽藍付近は足元注意。
◆小沼水門、長七郎山山頂途中、迷い道注意。

9赤城山大沼外輪山一周トレイル

赤城山大沼を囲む外輪山を巡るロングコース

赤城山で出会える花々

地名は撮影地です。それ以外の場所でも観察できるものがあります。日付は咲き始めの目安です。
カタクリ 荒山高原 5月上旬頃
アカヤシオ 篭山 5月上旬頃
ショウジョウバカマ 覚満淵 5月上旬頃
ヤマツツジ 荒山高原 5-6月頃
レンゲツツジ 白樺牧場 5-6月頃
ズミ 荒山 5-6月頃
シロヤシオ 小沼湖畔 5-6月頃
トウゴクミツバツツジ 小沼湖畔 5-6月頃
レンゲツツジ 覚満淵 6月中旬頃
キンポウゲ 覚満淵 6月中旬頃
ニガナ 地蔵岳 6月中旬頃
クサタチバナ 覚満淵 6月中旬頃
ギンリョウソウ 句碑の道他 6月中旬頃
カラマツソウ 覚満淵 7月上旬頃
チダケサシ 地蔵岳 7月中旬頃
アザミ 地蔵岳 7月中旬頃
ヤマホタルブクロ 地蔵岳 7月中旬頃
タマガワホトトギス 地蔵岳 7月中旬頃
ムシトリスミレ 覚満淵 7月上旬頃
ニッコウキスゲ 覚満淵 7月中旬頃
ヤマオダマキ 覚満淵 7月中旬頃
モウセンゴケ 覚満淵 7月中旬頃
ウスユキソウ 覚満淵 7月中旬頃
オトギリソウ 覚満淵 7月中旬頃
トキソウ 覚満淵 7月中旬頃
クルマユリ 覚満淵 7月中旬頃
クガイソウ 覚満淵 7月中旬頃
コバギボウシ 覚満淵 7月中旬頃
ウツボクサ 覚満淵 7月中旬頃
ミズチドリ 覚満淵 7月中旬頃 
シモツケ 覚満淵 7月中旬頃
アヤメ 覚満淵 7月中旬頃
キオン 地蔵岳 7月下旬頃
シシウド 地蔵岳 7月下旬頃
フウロソウ 地蔵岳 7月下旬頃
ギボウシ 地蔵岳 7月下旬頃
マツムシソウ 覚満淵 8-9月頃
フシグロセンノウ 大沼湖畔 8月上旬頃
ハクサンシャジン 地蔵岳 8月上旬頃
ケナツノタムラソウ 地蔵岳 8月上旬頃
マルバダケブキ 小沼水門側 8月中旬頃
アケボノソウ 覚満淵 8月中旬頃
ノコンギク 地蔵岳 8月下旬頃
ウメバチソウ 地蔵岳 8月下旬頃
ゴマナ 地蔵岳 8月下旬頃
アキノキリンソウ 地蔵岳 9月上旬頃
サラシナショウマ 覚満淵 9月上旬頃
トリカブト 覚満淵 9月上旬頃

地元の魅力が詰まった道の駅へ

朝採りの新鮮な野菜を取り揃えた農作物直売所や地元産の食材を使用したレストラン、関東平野の夜景を眺められる天然温泉など魅力的な道の駅が多い前橋市。登山帰りにぜひお立ち寄りください。
※道の駅ふじみ、道の駅赤城の恵の温泉施設については事前に営業情報のご確認をお願いします。
前橋市内の湯どころ
山登り+温泉で疲れを癒す。

山登り+温泉で疲れを癒す。

古くは奈良時代の書物に「赤城山に霊泉あり、傷病の禽獣(きんじゅう)これに集まる」とその効能が紹介されており“上州の薬湯“として湯守衆により今に伝えている「赤城温泉郷」をはじめ、登山帰りに気軽に温泉を楽しめる日帰り温泉施設が豊富にあります。