刺繍作家、ティム・サトミ さんは、今年「朔太郎を刺繍す」シリーズ18作品を前橋文学館へ寄贈されました。
本展では、これら一連の作品とともに、モチーフとなった朔太郎の詩に関する自筆原稿や著書、雑誌などをあわせて公開されます。ティム・サトミ さんが地域や年代を越えて集めた素材 (古布・木材・写真・ビーズ・糸など) を創意的に選び、「手仕事すること」で、ヴィジュアライズされた朔太郎の珠玉の詩、18篇。
アートとことばが織りなす特別な空間を、どうぞお楽しみください。
◆開催日
9月23日(土・祝)~12月24日(日)
※10月7日(土)14:00~ギャラリーガイドが行われます
◆休館日
水曜日
◆開館時間
9:00~17:00 (入館は16:30まで)
◆会場
前橋文学館 2階企画展示室
◆観覧料
500円
(高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料)
◆観覧無料日
9月23日(土・祝) 展覧会初日
10月7日(土)、8日(日) 前橋まつり
10月28日(土) 群馬県民の日
◆問い合わせ
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
前橋市千代田町三丁目12番地10
☎ 027-235-8011
【ティム・サトミ】
1949年、岐阜県生まれ。文化服装学院卒業後、京都、大阪、東京でアトリエを開き、刺繍を指導。 テレビ、雑誌、展示会の美術装飾や衣装を担当するなど、多方面で活躍する一方、個展やグループ展で作品を発表。前橋文学館で開催した「月に吠える」展 (2017年)、「サクタロウをアートする」展 (2018年) では「朔太郎を刺繍す」シリーズを発表。刺繍表現の域を広げた創作活動を続け、アーティストや美術関係者からも高い評価を得ている。