「あなたの詩をよむのは香水のにほひをかぐやうな気もちがする。」萩原朔太郎は大手拓次氏の詩をそう表現しました。
ボードレールなどフランス象徴詩に傾倒し、独学で訳詩も手がけた大手拓次氏。46歳で早世するまで、多くの薔薇の詩を含む2400篇あまりの詩を生み出しました。一方で、小林商店(現ライオン株式会社)の文案係(コピーライター)でもあり、コレクションしていた香水を愉しみながら詩を描いていたと言います。
「薔薇の詩人」と呼ばれる大手拓次氏の香しい世界が紹介されると共に、萩原朔太郎との交流を振り返る展示となっています。
◆開催日
5月21日(土)~9月19日(月・祝)
※水曜休館
◆開催時間
9:00~17:00 (最終入館は16:30まで)
◆会場
前橋文学館 2階展示室
◆観覧料
一般500円
※朔太郎展示室もご覧になれます
※高校生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名無料
◆観覧無料の日
・5/21(土) 展示会初日
・前橋七夕まつり開催日
・9/3(土)前橋文学館会館記念日
・9/19(月・祝) 展覧会最終日
◆問い合わせ
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
前橋市千代田町三丁目12-10
☎ 027-235-8011
【関連イベント】
大手拓次を読む-こえはあさつゆのきえるけはい
◆日時
8月20日(土)14:00~
◆会場
前橋文学館3階ホール
◆参加費
無料(当日有効の展示観覧券が必要です)
◆出演
群馬県内の高校生
芽部
萩原朔美(前橋文学館館長)
◆申込み
7月23日(土)より電話にて受付開始(☎027-235-8011)
【同時期開催】
「日常の実験・実験の映像 かわなかのぶひろ展―私が出会った表現者たちⅤ」
◆開催日
5月28日(土)~9月25日(日)
◆会場
前橋文学館3階オープンギャラリー
◆観覧料
無料