松平系譜、徳川家ゆかりの神社
江戸初期の大名松平直基公が幕府より最初に賜った領地、越前勝山(福井県)にて 寛永元年(1624年)に創建した神社。 江戸時代中期に松平家が各地の転勤を経て前橋城に入城、大洪水の被害を受け、 居を移した川越の地で現在の社殿が造営されました。 江戸時代末期に松平家は川越より戻るのに伴い、川越で築かれた社殿は一度解体され、現在の地に運ばれ、明治維新を経て、明治4年に 再築されました。松平家に伝わり天下三名槍の一つとされた「御手杵の槍」は東京大空襲で焼失しましたが、同家17代当主松平直泰さんが、2018年に私費で復元・奉納し、現在は東照宮内に展示されています。