赤城山写真撮影の聖地
赤城公園ビジターセンターの道の向いからすぐに行ける場所で、赤城山の写真撮影の聖地になっています。晴天の覚満淵も綺麗ですが、霧が出ると幻想的な景色に一変し、早朝の木道にはどこからともなく多くのカメラを持った方々が集まります。とくに中央部のシンボルツリーは人気の被写体です。
覚満淵の霧は鳥居峠から降りてくる場合が多いです。一瞬で真っ白になったり視界が開けたりします。観光客は霧が出るとガッカリですが、写真を撮る人はワクワクする不思議な場所です。霧によって背景が省略され、まるで別の場所のような写真になります。経験的に30分程度で霧の様相がクルクル変わるので、気長に撮影を楽しむと良いかもしれません。夏は下界より気温が約10度低く涼しい中で、秋は放射冷却で一面霜が降り真っ白になる中で凍えながら、いろいろな景色を楽しめる場所です。