青竹打ちのコシのある麺
創業は昭和6年。前橋市内に現存する最古のラーメン店です。
青竹を使った手打ちの麺、あっさりした懐かしいスープ、手の込んだ具材。どれも創業時の味をかたくなに守っています。レトロな木製のお品書きも昭和を感じさせます。
麺は温度が安定する地下室で前日の夕方に打ち、一晩寝かせて熟成させます。大鍋で泳がせるように茹でるのが特長。茹でムラがなく、最後までしっかりしたコシを楽しめます。
スープは豚が主体。臭みを消すため、ある野菜を入れるだけ。特定の部位を時間をかけて煮出すと、くどくなくキレのいい味に仕上がるそうです。
チャシウと表記する焼き豚は食紅で縁が赤く染まっています。これまた昔懐かしい。しっかり弾力があり、噛むたびに肉の旨味を味わえます。 メンマも手が込んでいます。塩漬けではなく、乾燥メンマを中国から輸入。水で戻して味付けします。 力のいる青竹打ちのため、3代目の店主、小川髙志さんは腰や膝を痛めています。「麺を打てなくなったら店じまいします。でも、祖父から続く店は常連さんが多く、できるだけ頑張りますよ」と体に鞭打ち、頑張っています。
住所 | 群馬県前橋市住吉町2-12-7 |
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電話番号 |
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営業時間 | 11時30 分~13時30分 |
休業日 | 月曜、火曜 |