横室の大カヤ

よこむろのおおかや
類(るい)のない大木 横室の大カヤ

本樹は、地元の旧家である金澤氏の先祖が寛延二年(1749)邸外に諏訪神社を奉祀してから神木として尊重・保護し、現在に至っている。カヤは本州、朝鮮半島などの比較的暖かい地域に生育し、高齢巨樹になる特性がある。本樹は日本三大カヤの一つに数えられ、日本有数の巨樹である。かつては秋になると四石(約720ℓ)もの実をつけて人々の生活を支えたといわれている。樹齢は千年以上と推定される。
昭和八年(1933)国天然記念物に指定。

住所 〒371-0117 群馬県前橋市富士見町横室1023−1
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