7世紀後半の完成度の高い石室は見事
蛇穴山古墳は墳丘の一辺が40mの方墳で、7世紀後半の築造と考えられます。墳丘は二段築成で、墳丘斜面には葺石で飾られていたと考えられます。墳丘の周囲は、二重の堀で墳丘を取り囲んでいました。石室は南側に向かって開き、石室前には川原石を敷いた前庭を持ちます。蛇穴山古墳はそれまでのような長い羨道を持たず、わずかに切石を敷いたスペースからすぐ奥に玄室を配置します。玄室入口の天井部分には各狭間状の刳り込みが施されています。
個別に国指定史跡に指定されていましたが、令和5年10月20日、新たに追加された複数の古墳と統合し、「総社古墳群」として新たに国指定史跡になりました。
住所 | 〒371-0852 群馬県前橋市総社町総社1587-2 |
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備考 | 国指定史跡 |