【モデルコース】上野前橋の史跡を巡るまち(約9キロ)
全行程:約5時間(約11キロ) 移動手段:徒歩+自転車
東国を代表する「総社古墳群」を散策
群馬県は近畿、北九州とならんで古墳の多い地域です。そのなかでも前橋市は総社地区や
大室地区などがあり、特に古墳の密度の高い地域の一つです。
ここ群馬総社駅周辺は、二子山古墳、愛宕山古墳、宝塔山古墳、蛇穴山古墳という4つ
の古墳があり、形式は前方後円墳、円墳、方墳と、バラエティーに富んでいる上、石室はすべて
開口して自由に内部を見学することが出来るお勧めの見学コースとなっています。
徒歩でもめぐることができますが、短時間で回りたい方は、群馬総社駅シェアサイクルを借りて巡るのがおすすめです。
大室地区などがあり、特に古墳の密度の高い地域の一つです。
ここ群馬総社駅周辺は、二子山古墳、愛宕山古墳、宝塔山古墳、蛇穴山古墳という4つ
の古墳があり、形式は前方後円墳、円墳、方墳と、バラエティーに富んでいる上、石室はすべて
開口して自由に内部を見学することが出来るお勧めの見学コースとなっています。
徒歩でもめぐることができますが、短時間で回りたい方は、群馬総社駅シェアサイクルを借りて巡るのがおすすめです。
START
1
群馬総社駅
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群馬県前橋市総社町植野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅。渋川駅から乗り入れる吾妻線の列車も利用可能な駅です。郷愁をそそる古めかしい駅舎は風情があります。
総社エリアの歴史巡りにはこの駅が最寄り。
駅に隣接する駐輪場には"前橋シェアサイクル「コグベ」"があり、散策に利用できます。
自転車で5分
2
天狗岩用水
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2020年に世界かんがい施設遺産に登録させた用水路で、現在は渋川市の利根川から玉村町の烏川まで総延長は28キロ、1571ヘクタールをかんがいしています。
群馬総社駅から元景寺までの道で、用水路を見下ろすことができるほか、宝塔山古墳の西側から水路に降りることができす。
取り入れ口の巨岩を取り除くにあたり、天狗が来て助けてくれたといわれることから天狗岩用水と呼ぶようになったと言われます。
3
元景寺
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元景寺は、天正18年(1590)総社藩の初代藩主秋元長朝が父親である秋元景朝の菩提を弔うために建立した曹洞宗の寺院です。境内は勝山城跡地で長朝は隣接した場所に総社城を築き居城とします。寛永10年(1633)に2代泰朝は1万8千石で甲斐国谷村へ移封となり総社藩は廃藩となりましたが元景寺はこの地に留まりました。
境内には景朝夫妻の墓所の他の墓や前橋市最古とされる石仏(薬師如来)、浅間山爆発の被害者の供養塔、天狗岩用水開削を助けたという天狗(羽階権現)があります。豊臣秀吉の側室・淀君に関する伝承も残っています。
自転車で5分
4
前橋グルメの定番 おそばやさんのソースカツ丼(大村総社)
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おそば屋さんのソースかつ丼 1000円
自転車で3分
5
前橋市総社歴史資料館
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令和3年10月1日より通常開館します
総社地区に残された文化財や歴史についてジオラマやCGなどを使って分かりやすく紹介。スマートフォンやタブレット端末を使ったさまざまなコンテンツで地域の歴史に触れられます。2016年秋にリニューアルオープン。前資料館が酒蔵を利用した建物として地域に親しまれていたことから、蔵をイメージした木造の建築物に生まれ変わりました。
徒歩で2分
6
蛇穴山古墳
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蛇穴山古墳は墳丘の一辺が40mの方墳で、7世紀後半の築造と考えられます。墳丘は二段築成で、墳丘斜面には葺石で飾られていたと考えられます。墳丘の周囲は、二重の堀で墳丘を取り囲んでいました。石室は南側に向かって開き、石室前には川原石を敷いた前庭を持ちます。蛇穴山古墳はそれまでのような長い羨道を持たず、わずかに切石を敷いたスペースからすぐ奥に玄室を配置します。玄室入口の天井部分には各狭間状の刳り込みが施されています。
個別に国指定史跡に指定されていましたが、令和5年10月20日、新たに追加された複数の古墳と統合し、「総社古墳群」として新たに国指定史跡になりました。
徒歩で4分
7
宝塔山古墳
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宝塔山古墳は墳丘全長60mの大型方墳で、7世紀半ばに造られたと考えられます。墳丘は三段築成、斜面には葺石が葺かれ、石室は羨道・前室・玄室からなり、それぞれの入口には門柱上の施設がもうけられています。石室は、前代の愛宕山古墳までの自然石を積み上げる石室の造り方から、きれいに加工された切石を巧みに積み上げる「截石切組積」という手法が採用されています。愛宕山古墳の家形石棺同様非常に精巧な造りの石棺で、底面付近には装飾として格狭間が刳り込まれています。
個別に国指定史跡に指定されていましたが、令和5年10月20日、新たに追加された複数の古墳と統合し、「総社古墳群」として新たに国指定史跡になりました。
自転車で10分
8
山王廃寺跡(旧山王塔跡)
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山王廃寺は、塔心礎や大棟を飾る鴟尾(国内3例の内、二つ)、心柱の根元を飾る蓮華をかたどった根巻石、塔の初層を華やかに彩る緑釉や三彩の陶器、宝相華文を刻んだ金銅製飾り金具など、次々畿内の有力寺院にも匹敵する遺跡が出土しており、古代上野国を代表する寺院でもあったことがわかっています。山王廃寺は、律令国家の国府が置かれる以前の7世紀の遺構で、古くから大和朝廷を支える大国として重要な役割を果たしてきたことがうかがえる貴重な遺跡です。
自転車で10分
9
上野国分寺跡
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645年の大化の改新以降、古代の律令国家は、全国を60余りのに国に区分し、大国、上国、中国、下国の4等級に格付けしていました。上野国(現在の群馬県)は最上位の大国で、この国府(国を治めた役人の館や兵士の宿舎、市、学校などが集積していた場所)が現在の前橋市に置かれていました。その後、奈良時代の天平13年(741年)、聖武天皇は国ごとに僧寺と尼寺を造ることを命じました。これが国分寺で、後に僧寺が「国分寺」と言われるようになりました。
現在、復元された塔や金堂の基壇、版築で復元された築垣がご覧いただけるほか、ガイダンス施設「上野国分寺館」で概要を学ぶこともできます。
(国指定史跡)
自転車で3分
10
妙見茶屋本店
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高崎市の妙見寺山門前に本店を構える同店の本店。歴史を背景に名物「酒まんじゅう」や包菓子「一風」等、萩の寺と呼ばれるにふさわしい雅な創作和菓子をつくる菓子店。
自転車で15分
11
上野総社神社
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群馬県前橋市元総社町にある神社。社伝によると、崇神天皇皇子の豊城入彦命が軍神として経津主命を祀ったことに始まります。安閑天皇の時には上毛野小熊が社殿を改築して「蒼海明神」と称し、天平10年(738年)には上野国549社を合祀し「総社明神」と称したとも言われています。
当地に移る以前は、蒼海城内にて永禄9年(1566年)に焼失、、元亀年間(1570年-1573年)に現在地に再建されたとされています。
彩り豊かな彫刻の美しい本殿は県指定、拝殿は市指定の重要文化財に指定されています。
2020年にスタートした、伝奇小説と和風楽曲の両軸で展開するメディアミックスプロジェクト「神々化身」のモデル拠点地の一つとなっています。
徒歩で2分
12
元総社えんにち茶屋
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落ち着いた古民家の雰囲気の中で、パティシェが作る本格的なスイーツを味わえます。神社散策とあわせて巡りたい場所。
初夏から夏にかけては、見た目も美しいかき氷を味わう客でにぎわう人気店。
自転車で10分
13
新前橋駅
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